マンションは通常、I字型・L字型・コの字型配棟が常識です。大きな敷地では、何棟かに分けて一団地申請するのがこれまた常識です。一団地認定には時間や費用がかかるので、三流の売主は何とか棟と棟を無理やりつなぎ、一棟にして事業化します。するとE字型やF字型の配棟になってしまいます。この配棟が大きな問題を引き起こすのです。E字型やF字型配棟の欠点は、EやFの字の縦線に位置する怯戸の外廊下から、横線に位置する住戸のリビングーダイニングなどが丸見えになってしまうことです。
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また、この縦線と横線が接続している横線の所にある下階の住戸はほとんど陽が当たりません。モデルルームにある完成予想模型を見ても、素人の方はほとんど気が付きませんが、建物が完成して実際の住戸を見たら呼絨とするしかありません。このようなマンションは、完成在庫によく見られます。売れないのは当然です。数字だけで物づくりはできません。また、一般的な配棟であるコの字型でも、住戸の位置によっては他の棟の影がかかる場合があります。これは「自己日影」と呼ばれます。これを避けるには、モデルルームで立面日影図という図面を見せてもらい、年間で最も太陽の位置が下がる冬至の頃に、どのような日当たりになるのかを説明してもらうしかありません。気になる方は販売員に尋ねてください。