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土地の戸籍を調べたほうがよい

2011.09.30

避けなければいけないのは、(1)沼地、(2)斜面、(3)湿田、(4)埋め立て地、などでしょう。中には、造成前は墓所だったという土地も現実に売り出されています。買ってから縁起が悪いと落ち込む前に調べたいところです。崖地などの造成については宅地造成等規制法が制定されて以降は技術基準がありますから、最低限の基準は満たされています。しかし、できれば「君子危うきに近寄らず」といきたいところ。相談にもち込まれるケースを分析すると、いま述べたような土地が多いことは間違いありません。宮城県沖地震のときに被害地を調査して、「なぜ伊達の殿様が構えた城下は被害が少なかったのか」という疑問が解けました。民間情報として、古い時代から土石流もなく、河川の氾濫もない地盤で、見晴らしのきく立地に城を構えたのです。法律ができたといっても、大きく地球規模の視点で考えれば、人間の造った埋立て・盛土などは極めて微小な行為です。自然の力の前には、いつ崩れてもおかしくないと思わないといけません。たとえば「出水などという地名は、その地名からして危険を予想させます。技術以前にまず、土地の戸籍を調べたほうがよいでしょう。

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