個々の融資を見ていきますと、まず住宅金融公庫ですが、昔と違って特別加算とかいろいろな制度がありまして、非常にたくさんお金を貸してくれます。これは表を見て参考にしてもらえばいいのですけれども、いまは金利も安いですし、なんたって面白いのは「はじめてのマイホーム加算」といって、大都市地域で初めて住宅を購入する場合、金融公庫の通常融資と特別加算の他に200万円を上乗せして融資してくれるとか、いろいろな特例がありますから、これを大いに利用するのが、成功への第一歩です。それからサラリーマンは厚生年金に入っているわけですから、年金のほうからも借りられるし、同時に財形の住宅貯蓄をやっている場合、残高がある程度以上あれば、これはこれで借りられます。自分でいちいち調べるのが面倒臭かったら、業者のところへ行って「家を探しているんだけど」といえば、向こうのほうで「あなたの年収ならば、ここからこのぐらい借りられて、月々いくらの返済で」と、すぐに返済計画をつくってくれます。公開中のマンションのモデルルームにいる案内係などもやってくれますよ。別にそこで家を買う必要はないわけで、そういう相談をいまは業者がサービスでやってくれますから、あちこちのサービスを利用して、いくつか資金計画表をつくってみれば、何も自分で頭を痛めなくても資金計画のメドをつけることができますね。1ついいたいのは、社内融資のことなのですが、このごろはどこの会社も住宅融資制度が非常に充実しています。限度額を引き上げてみたり、返済期間を延長したりといろいろなことをやっていますから、社内融資がどうなっているかを十分調べて、これを利用しない手はありません。たいていのサラリーマンは、「利息がラクだから、社内融資のほうがいいや」という結論になるようです。住宅ローンは長いですから、少しの金利差でもバカになりません。かくて、銀行ローンをあてにしなくても、だいたいの資金計画はできると、こういう時代になったわけです。
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