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たかがヘルメット、されどヘルメット

2011.09.30

建築の現場に危険が伴うことは誰が見ても明らかです。現場に立ち入る人は労働基準法や労働安全衛生法を遵守しなければなりません。これらを指導監督するのが現場の主任技術者で、通常は工事担当者がその役割を担います。現場で作業をしている社員や職人たちがヘルメットを着用していない現場を見かけたら、その現場のハウスメーカーや工務店は安全に対する認識が欠如していると見たほうがいいでしょう。私も現場に立ち入るときは必ずヘルメットを着用していますが、夏場の暑いときにはヘルメットを着用すると、中は汗だらけでけっして気持ちのいいものではありません。ですから職人たちは、ついついヘルメットを外してしまいがちになります。これを黙認する工事担当者は、安全管理に対する認識が低いと言うことができましょう。万が一の事故が発生した場合の恐ろしさを知らないのです。事故が起きてもしょせん現場の中の出来事と考えるのは大間違いで、現場の周りには道路があり、道路には人が通行し、車が往来しています。またお隣りの敷地には隣家が迫っており、家のなかでは24時間、人が生活をしています。現場の中の安全対策を怠るということは、現場の周りの安全対策にも神経が回らないことと言えるでしょう。「たかがヘルメット、されどヘルメット」という意識に欠ける職人はいかがなものかと思います。

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