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アルミ素材により気密性は向上したが結露が起こる

2011.10.07

外部建具(窓枠など)にアルミを使用したことも、住宅寿命を短くした原因の一つです。料理のとき鍋にアルミが使用されることでもお分かりのように、アルミは軽くて扱いやすい上に、熱を伝えやすいので、調理器具として最適です。以前の日本の家の外部建具は、木で作られていましたが、昭和40年代に入ると、アルミが使用されるようになってきました。アルミは木と比べると、はるかに熱伝導率が高い素材です。アルミの使用で、機能が向上したことは言うまでもありませんが、気密性能が向上したことにより、通風が遮られたことも結露を招く原因となりました。またガラスは、一般的に木の建具の材質のころと同じ3mmの厚みのものが、単体で使用されています。最近では、複層ガラスも多く目にするようになりましたが、いまだに3mm単体ガラスを使用している住宅も少なくありません。住宅の寿命を短くした原因は、外部の仕上げの材質が問題だからということがお分かり頂けたでしょうか。しかし、内装材は問題ないかといえば、必ずしもそうではありません。内装材も、工業化製品を使用することで気密性が高くなり、通風が遮られるようになりました。床には合板に木目プリント柄のビニール製フィルムを貼った床材を使い、壁天井にはビニール製のクロス。そのほか、階段から建具に至るまで、すべてにビニールが貼り巡らされています。ビニールで通風が遮られることにより、住宅寿命が短くなってしまったのです。

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