姉歯建築士は構造設計専門の人間です。構造設計者はどちらかといえば意匠事務所の下請けという形態が設計業界では横行しており、外注設計費は意匠事務所の意向が強く働いてしまい、かなりダンピングされることがあります。おそらく外注構造設計費はかなり安かったので、姉歯氏に悪魔の心が取り付いたのでしょう。考えられない手抜きをしてしまったわけです。その手抜きを意匠事務所は見抜くことができず(もともとその能力は持ち合
姉歯建築士の手抜き... の続きを読む
建築の現場に危険が伴うことは誰が見ても明らかです。現場に立ち入る人は労働基準法や労働安全衛生法を遵守しなければなりません。これらを指導監督するのが現場の主任技術者で、通常は工事担当者がその役割を担います。現場で作業をしている社員や職人たちがヘルメットを着用していない現場を見かけたら、その現場のハウスメーカーや工務店は安全に対する認識が欠如していると見たほうがいいでしょう。私も現場に立ち入るときは必
たかがヘルメット、されどヘルメット... の続きを読む
建築会社「生命の家」は、その優れた断熱材効果で、四季を通して寒暖の差をほとんど感じさせません。しかも建築会社の素晴らしさは、他のハウスメーカーのように安易に“24時間均一温度を掲げたセントラル換気システム”に追随せずとも、それらとほぼ同程度の効果が得られる点でしょう。あくまでも自然との共存というところに、建築会社の企業哲学が垣間見られます。勿論、セントラル換気システムも長所はあります。が、絶えず密
セントラル換気システムの家造り撤退の理由... の続きを読む
七〇年代後半にコンクリート建造物の仕上げ工法が大幅に変わっており、七五年頃以降の建物ではコンクリート躯体の上に、タイルを直接張りつけている工法が多くなった。この場合には、表面のタイルに浮きとはがれが生じてくるのである。現在でも、以前と同じようにモルタルの下塗りをしてタイルを張る工法も採用されているが、いずれの場合も、大規模修繕工事でタイルの浮きの部分を発見し、補修をしなければならない。浮きが広範囲
タイルが先づけ工法という方法... の続きを読む
避けなければいけないのは、(1)沼地、(2)斜面、(3)湿田、(4)埋め立て地、などでしょう。中には、造成前は墓所だったという土地も現実に売り出されています。買ってから縁起が悪いと落ち込む前に調べたいところです。崖地などの造成については宅地造成等規制法が制定されて以降は技術基準がありますから、最低限の基準は満たされています。しかし、できれば「君子危うきに近寄らず」といきたいところ。相談にもち込まれ
土地の戸籍を調べたほうがよい... の続きを読む
高気密・高断熱住宅の大きな特徴は、一つは耐久性が高いということであり、もう一つは、真夏でも熱帯夜を知らずに快適な睡眠を得ることができ、冬の毛布やガウン、羽布団などが不要になるという快適性にあります。高気密・高断熱住宅に対して論評する専門家は多いのですが、そうした人の書いたもののなかには、「この人は、実際に高気密・高断熱住宅に住んだ経験がないな」と思わされることも少なくありません。もちろん、研究者と
高気密・高断熱住宅の大きな特徴... の続きを読む
あなたのご近所でも、工事が中途半端な状態で止まってしまった。新築したばかりなのにもう引っ越し。いつの日からか、突然違う家族が住んでいた、といったことはありませんか?業界にいるとわかるのですが、これらは住宅ローンの返済ができずに競売にかかってしまった家です。新居で楽しい生活が始まると思ったのに、人生が台無しです。今、このような問題が次から次へと出てきています。なぜでしょうか?それは、住宅業界の間違っ
家を建てて不幸になる人、幸せになる人... の続きを読む
数年後、その家族はどうなったでしょうか。彼らは、あれから幸せに暮らせたのでしょうか。実は、2008年3月某日、その一家は茨城県にある奥さんの親戚の近所に引っ越すことになりました。4LDKの広い一戸建てで、家賃はなんと10万円です。「自然環境に恵まれた広い家に住みたくなった」というのが理由だそうです。そして、今まで自宅にしていた中央線沿線のマンションは貸すことにしたそうです。引っ越しも済み、不動産業
4LDKの広い一戸建て... の続きを読む
借金の方法ということになると、すぐにいくら借りられるかになりますが、ここでは借金だから、もっとも利子の「安い」ものを選ぶことが大切です。住宅はどうしても高額な買い物だから、借金も一種類ではなく、何種類かの組合せになります。そのためには、細かく知恵をはたらかせるだけで、かなり得をします。利子が安い借金の代表は「住宅金融公庫」つまり公的資金です。決して、面倒くさいからと、建ててもらう先のメーカーが扱っ
借金の方法... の続きを読む
最終的にはどこまで住宅地の地価が下がるかというと、基本的には従来の第一次取得者、つまりサラリーマンや自営業者の購買力に見合った水準ということになる。これら第一次取得者の不動産購入能力は、2、3年前に比べると、平均して1,5倍ほどに上昇していると考えられる。すなわち、住宅ローンの金利か8%台から5%台へ下がったこと、株価が上昇したため自己資金が殖えているためである。これは元の水準の4倍にまで上昇した
どこまで住宅地の地価が下がるか... の続きを読む